高鍋高校ラグビー部

宮崎県立高鍋高等学校ラグビー部のブログです。高鍋高校ラグビー部の活動をSTAFFが紹介します。
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苦しいときこそ

いよいよ初戦が近づいた。先週の練習は不安と自信のなさがプレーに現れていたが、今週は見違えるようによくなった。当然ミスはまだある。しかし、DF時の気迫、速い動き、そしてまとまり。ここにきて成長加速が増してきた。

僕は不安よりも楽しみわくわくの方が大きい。どれだけこの健人組が自分たちの力を出してくれるのか。
当然まだまだやれることはある。常に練習後の話では「一つずつ。」これがこれからのもう一伸びには不可欠だから。

何故か消えてなくなったブログが復活している。実はこの選手紹介が始まった頃かららしい。僕は昨日知った。周囲は結構前から知っていたらしい。
以前の記事が見られるのはうれしいし、今のうちに何とか保存しておきたいけれど、これからはこのブログでいきます。
前の方が面白いと言う話もちらほら。そんなこと言わずに見てできれば激励のコメントをお願いします。
決して面白ろおかしく書くつもりはないんです。決して以前よりも感情移入していないわけではないんです。
今年の3年?そりゃもちろんかわいいですよ!お父さんたちに似て。

今日は卒業以来のOBが顔を出した。すごく嬉しかった。ついでにその先輩も。
久しぶりに元気な顔が見れて、そいつらが頑張っている証が見れて、すごくいい日だった。でも大切なのは今。とにかくこのチームでできるだけ長く。だから今日ももいい準備、いい練習しよう!気持ちの入ったいい練習を!

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矢野 太陽(やの たいよう)FL 172cm 65kg 高鍋西中

先週25名のメンバーを発表した。
38名の部員でメンバーから外れる方が少ない。最近、3年間で一度は高鍋のジャージを着られるのが当たり前みたいになっている。
僕が現役の時部員数約70名。同期は20名。下級生にも実力派揃い。試合に出るどころか、ジャージに袖を通すことさえ難しい時代であった。
毎日夜遅くまでパス練習をともにしていた同期のSHは一度も名前を呼ばれることはなかった。僕は最後の試合、あの花園にいけなかった試合。あいつのためにと本気で思えただろうか?今でも申し訳ない気持ちで一杯だ。

高鍋西中の主将だった太陽は入学前からしょっちゅうグランドに練習を見に来ては愛嬌のある笑顔で挨拶をしていた。本当にこの子はラグビーが好きなんだろうなとその度に思っていた。

今でもラグビーは大好きだろうし、礼儀正しさや、その笑顔は周囲を和ませてくれる。後輩の面倒見も良く、いつも丁寧に優しく教え、初心者にとっては本当にありがたい存在だと思う。
将来も福祉関係に携わりたいという。多分適任だろうし、以前希望していた保育士や看護士でも十分発揮できるはず。

しかしラグビーは残酷なスポーツで、優しい人間ほどうまくいかなかったりもする。うまさ以上に強さを求められ、それが信頼の基準だったりもする。
もちろん、生きていく中で優しさは強さよりも必要。でも真の優しさは、困難を乗り越えたものの強さ、その強さをひけらかさず、いざというときに発揮できる努力をしたものに身につくと思う。

太陽はなかなか強くならなかった。もちろん0ではない。でもラグビーが好きだからこそ乗り越えるべき壁にぶつかり、時には背を向けた。

1年生大会前の出来事は彼にとって汚点かもしれない。蒸し返すつもりはないし、個人の責任だけにもしていない。しかし、絶対に忘れてはいけない。何とかして取り戻すべき責任なのだ。
たった一つの過ちを責めているのではない。その後、勉強だけでなく大好きなラグビーにも背を向けようとした。何度も何度も涙を流した。そんな時の太陽は本当に辛そうで苦しそうで悲しい表情をしていた。それでも厳しい言葉をかけ続けた。乗り越えて欲しかったから。
何とか1年生を乗り切り、2年生になれば同じようなことはなくなった。だからこそ大好きなラグビーのためもっともっと時間をかけて欲しかった。

なかなか大きくならない体。いっこうに増えない筋力。腕を振っても振っても前に進まない。同級生どころか後輩にも飛ばされて、合宿の食事の度に怒られる。歯がゆく悔しい2年半だっただろう。
でもな太陽。それを乗り越えるのがラグビーなんだ。苦しいときこそ歯を食いしばり、顔には出さず、できれば笑顔で。そこに強さや真の優しさ、そして信頼が生まれるはず。人生と同じように。

今回25名に太陽の名前は呼ばれなかった。最後の最後まで悩んだ。膝下への鋭いタックル、ボールを持っての気の利くプレー、よく考えBチームのFWに指導をする。
だからこそ簡単に出した結論ではない。勝利のためだけにやってきたわけではないが、チームを最優先に考えた。

3年間苦しみながらもやってきた結果がこれでは浮かばれないだろう。だけど、これで終わったわけではないんだ。残りの3年生、メンバーの後輩たち、なかなか強くなれなかった太陽だけど、花園にいきたい気持ち、グランドに立って走り回りたい気持ちは同じなんだ。その想いを強く胸に刻み明日全員で出陣しよう。

何度も言う。これで全てが終わったわけではない。仲間を信じ、自分を信じ、今できることに全力を尽くせ。
花園での再チャレンジに向けて力をつけて。苦しいときこそ笑顔で。

3年間一番怒られ涙を流した太陽。涙とともに鼻水まで流し、得意の膝下のタックルでは眼底骨折までした。ぼろぼろな太陽には勝利の嬉し涙と、本物の笑顔がよく似合うだろう。


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[ 2013年10月29日 11:32 ] カテゴリ:選手紹介 | TB(0) | CM(0)

天高く昇る

先週末は最後の対外試合。熊本からわざわざ九州学院が来てくれた。
さすが熊本1位。激しさ、気迫、粘り強さ。何をとっても見習うことばかり。本当にいい勉強になった。ここでみつかった課題に、決して不安を抱えず、残された時間で一つずつ潰していこう。恐れることなど何もない。強いてあげれば弱気な気持ちだけ。これまでの積み重ねは気がつかないうちに染みこんでいる。当然ミスや空回りもあるけれど。そんな時に強気で基本通り、チームまとまって向かっていこう。

いよいよ今週から全国予選が開幕した。初戦は都城農業。尊敬する名将のじっくり育てた良いチーム。オーソドックスながら基本がしっかりできている。しかり照準を合わせ、全力で挑みたい。
先週は度々やってくる台風に練習もままならなかったが、今こそ慌てず、焦らず、基本の徹底を。

龍馬
西村 龍馬(にしむら りょうま)LO 186cm 93kg 唐瀬原中
お父さんは隣の高鍋農業高校ラグビー部でプレーし、卒業後も兼業農家を営みながら名門川南クラブでプレーしてきた。今はクラブの代表となっているが、年代の上のカテゴリーでは今でも現役バリバリだ。
瞬発力、筋力があり、何より普段の温和な表情とは一転してトレーニングやラグビーに対してストイックな方であり、地元ではよく知られている存在である。

3年前の入学式の後、あどけない顔で中学生のような少年がひょっこり一人でやってきて練習を見学していた。「ラグビーやりたい?」「はい」淡々とした口調でいつの間にか経験者組とともに入部していた気がする。
当時のサイズは174cm63kg今の姿では全く想像つかないが、ひょろっとしていて顔立ちも幼く、お世辞にも筋力もあるようには見えず、時間がかかるだろうな、怪我をしなけりゃいいなあと思っていた。ただ、その時から足のサイズは29cmあったのは記憶にある。
当時の人数は12人。そのうち初心者が3人だった。その後2人退部し、龍馬一人が未経験者として残っている。

1年目はとにかく勉強と練習について行くのかやっと。勉強もできる方ではないし、遅いけど、とにかくさぼらずこつこつと時間をかけても確実に。ラグビーは少しずつルールや動きを覚えながらも、いかんせん運動能力に乏しく、取り柄がなかった。
砂浜トレーニングでのビーチフラッグではチームでビリになり海に落とされ、坂道ダッシュの競争では誰にも勝てずに何本もアゲイン。中学時代はサッカー部でキーパーだったらしいけどその面影もなかった。

しかし龍馬はへこたれて弱音を吐くこともなかったし、辞めたいと言ったこともなかった。どちらかというといつも笑っているように見え、周囲を和ませるような存在だった。
1,2年生の20名の新チームになりある日の練習で、国体やU16の練習会でほとんどいなくなり、残ったのは龍馬ともう1人。広いグランドの片隅でコンタクトや基本スキルの練習を延々としたことを思い出す。それでも腐らずコツコツと一生懸命に。ただ闘志むき出しというタイプではなかった。

少しずつ身長が伸び180cm近く。体重は70kgそこそこ。ようやくラガーマンらしくなり始めた新人戦から出番が増えてきた。その後九州大会ではスタメンに。全国選抜を賭けた鹿児島実業戦ロスタイムでの逆転負けに円陣の後ろで子どものように大泣きしている龍馬がいた。
そのあたりから体つくりにも本気で、飯食いではいやな顔一つせず黙々と食べ目標体重をクリアしてきた。2年生では180cm80kgを越え、先発で花園にも出場。最終学年の新チームではFWの中心となり、今では誰も龍馬が初心者だとかひょろひょろのやせっぽちだとは分からなくなった。

いつの間にかボールを持って走る様は、大きな馬が大地を疾走しているかのようにも見えだした。
高鍋待望の大型ロック。昨年からの180cmを越える、あたるとのロックコンビは抜群の安定感と存在感を誇る。当然武器はラインアウト、スクラム。そしてよく動きサイドアタックにも積極的にいく。根が真面目で基本から始めているので黙々と接点に行き仕事をする。
大会を何度か経てそのサイズと動きで大学関係者の目にもとまり、話を頂いたこともあった。その度に「あの龍馬が・・」と感慨にふける。本人にもその自覚はあまりなく、淡々とそれでもラグビーはまだやりたいと意思表示をし出した。

そんなぐんぐん伸びる龍馬も黙々とだけでは困るときがある。やはりラグビーは闘争心が必要。そしてコミュニケーションが不可欠。「声を出せ!」何度も怒られ、ある夏の練習では詰め寄る僕に涙をぼろぼろ流しうなだれた。186cmの龍馬に見上げながら怒る僕。見下ろしながら泣きじゃくる龍馬。端から見たら不自然な光景だっただろう。
でもあの日から龍馬はよく声を出し、気持ちを前面に出して向かっていき、本当の意味でチームにとって欠かせない一人となった。
涙は悔しさの証。悔しさは次へのエネルギー。涙の分だけ強くなれるのは間違いない。でも確実に一つ一つ積み重ねた分だけ。そういう意味で龍馬は後輩たちやこれから入ってきてくれる初心者たちのいい見本にもなる。
「ラグビーは少年をいち早く大人にさせ、大人にいつまでも少年の心を抱かせる」まさにその通りだと思う。

天に昇る龍のごとく、大地を駆け抜ける馬のごとく。ここまでの成長と努力本当に感謝する。でもそれは自分の力だけでなく、お父さんお母さんのサポートや仲間との日々、色々な支えがあってこそ。
ここで決して成長は終わりではない。まだまだ伸びるしまだまだ強くなるよ。
龍馬よ。どこまでも昇っていけ。チームの先頭に立ちぐんぐんと、そしてみんなで頂点へ昇りつめよう!!

ゴールキッカーが不足して困っている今、サッカー出身を隠している人間が何人かいる。龍馬。お前もその一人だ。今日の練習で蹴らせるから覚悟しとくように。
[ 2013年10月29日 10:51 ] カテゴリ:選手紹介 | TB(0) | CM(2)

夢追い続けて

予選前最大の難関であるテストを終え、3連休で予選前最後の遠征である久住合宿に参加した。
この合宿はいつもお世話になっている雄城台の堤先生から誘っていただき7年目になる。予選前の戦術確認やレベルUPに非常に意義のある合宿である。今回も、つかめてきたもの、あと少しのもの、伸びてきた者、もっと頑張ってほしい者が明確になり、予選に向けていいチャレンジの場となった。
特にDFに粘りが出てきたこと。最近不調だったモールが復活してきたこと。BKの決定力が増してきたこと。などが収穫だ。
また、いつもの雄城台、熊本工業、岡山関西、に加え、昨年からの長崎北、そして今年から長崎海星と6チームの参加になり、選手も指導者も更なる交流ができた。皆さんに感謝いたします。
結果詳細は後日。

今回は、各賞の選定に該当者が多くかなり困った。
そんな中、MVPはBチームで抜群の突破力と存在感を見せた1年FW森大樹
そして敢闘賞は、決定力と強さが出てきた2年BK小辻博也、気持ちの強さを前面に出してトライをもぎ取った1年BK入木拓郎。
その他に2年FWの光森涼太、2年BK伊東洋輝、3年BK川越慎太郎などが候補に挙がった。少しずつ底上げもできてきて、これからの校内での練習が楽しみになってきた。

ブログの更新も1週遅れているので、週末は九州学院と予選前最後の合同練習。内容は次回に回し、かなり遅れている選手紹介へ。

野田隆成

野田 隆成(のだ りゅうせい)高鍋西中 LO 177cm 75kg
父をOBで元コーチに持ち、小さな頃から楕円球に触れ、グランドに連れてこられては、大きくなったら高鍋高校で花園にいくんだぞと言い聞かされてきた。

最近こんな風にOBを父に持ち、スクールからラグビー一筋の選手が増えてきた。
実は、僕もその一人というよりスクールは4期生くらいなので草分け的なのかもしれない。

気が付いたら兄貴と二人で日曜日、OBでコーチである親父に連れられて高鍋高校に行くのが当たり前になっていた。親父はラグビーが大好きだった。しかし花園出場などずいぶん後の話で、実績も大学を出たわけでもなく、高鍋ラグビーが好きだったんだろうと思う。
いずれ自分もと意識しだしたのはバスケットをしていた中学生時代。兄弟ともにそんなに親父と距離が近かったわけではないが、跡取りを決めるかのようにどちらかがやらねばという雰囲気は漂っていた。多分、3年間高鍋でラグビーを全うしたことは少しは喜んでくれたと思う。しかし花園出場は一度もプレゼントできなかった。

僕は、こんな田舎の小さな町の、絆の深い高鍋ラグビーの文化が好きだ。今ではスクールのコーチも増え、当時とは違い、専門的なコーチングを受けられる。親がコーチで子供が選手という関係も多い。高鍋西中学校でラグビーを続け全国を目指すといううらやましい環境も整っている。全国の強豪にはまだこれからだが、これだけ地域に根付いているのも珍しいと思う。

隆成もそんな高鍋で生まれ育ち、高鍋高校で花園へ行くのが家族の夢であった。天性のスピードを持ち中学時代は体育大会で過去の記録を塗り替えるほどで、BKの中心として九州大会にも出場した。高校に入学後は親父と同じ道を歩み自らFWへ転向。少しずつ体を作り、高校ラグビーに慣れていき着実に積み重ねていくはずだった。

1年生はどんなときも、最初は勉強との両立に苦しむ。ただ、少しずつ最低限のことをこつこつとやっていけばいつかはクリアでき、ラグビーにも打ち込めるようになってくる。しかし、そのコツコツから目を背けるとラグビーどころではなくなる。特にこの学年はそれが多かった。隆成も例外ではなく、少しずつグランドから遠ざかり、いつしか学校にさえ背を向けるようにもなってしまった。

何度も厳しく指導してきたが、なかなか変わらず、いつだったか「お前は本当にラグビーが好きなのか?ただ親父がからやらされていたのではないか?今がいいチャンスだからよく考えろ」と突き放したことがあった。自暴自棄になり「ラグビーはもうやりたくない」と本音なのかその場しのぎか弱音を吐くこともあった。

お父さんお母さんも交えて話をし、何とか両方頑張っていくことを誓い、少しずつ回復の兆しは見えていた。しかし、それがサイズアップや自主トレなどにまでは結び付かず、グランドに立っても右往左往する毎日だった。そんな2年生になる直前の春合宿のゲームで脛を強打し、びっこを引いていたので交代させた。すると完全にもう何もできないかのような姿勢になってしまった。少々の怪我でも何かできるし、レギュラーを狙おうとするならなおさら強気でアピールしてほしかった。次の日強行で試合に出すも再度強打し退場。宮崎に帰り受診すると骨折が判明。長期離脱を余儀なくされた。
骨折に至ったのは僕にかなりの責任はある。申し訳なく思い、何とか筋力アップ等をし復帰するのを待った。3か月たち、ようやく歩行ができるようになったある雨の日、自主的に体育館ギャラリーでの歩行を行った。チームは九州大会出場中。次の日に合流するはずだった。

電話先で聞いた時は信じられなかった。濡れている個所で滑り、ひざを強打し病院へ搬送。膝蓋骨骨折。手術、入院を要し、全治半年以上。結局2年生の1年間ほとんどラグビーどころかグランドを走ることさえできないまま過ぎていった。本当に悔しく、両親にも申し訳なく、つらい日々だっただろう。

同じクラスの部員たちはみるみる成長していき花園へ出場。九州大会、全国選抜と活躍する仲間を横目に見ながら歯がゆい思いをしていたに違いない。照準にしていた高校総体出場もかなわず、ようやく3年生の夏合宿から本格復帰。当然遅れは目に見えて分かる。本人も取り戻そうと必死だが経験の差はそう簡単に埋まらない。残念なのは体重が目標値に達しなていないこと。上半身はベンチプレスも100kgを上げるまでにはなっているのだが、ラグビーの理解度は仕方がない。しかしコンタクトの弱さが響き、せっかくのスピードも生かせていない。

いつの日かお父さんがこうぼそっと言った「俺たちの夢ももう無理かな」と。そんなことはない。このチームでラグビーするのは12月、いや1月まであと2か月以上ある。取り戻す時間はまだある。当然短い時間をすべて活用すべきで人の3倍以上は当たり前。しかし、あの歩くことすらままならい、つらい日々を考えたら、こうしてグランドを駆け回れていることに喜びを感じよう。最後まで支えてくれた両親、特にお母さんの寂しさ、苦労そして復帰してからの恐怖は相当だったに違いない。
心から感謝して、決して諦めず、夢をつかみ取ってほしい。ノーサイドのホイッスルが鳴るまでは終わりではないから。

最近はBチームのFWの中心としてたびたびビッグゲインでチャンスを生み出す。ようやく今ラグビーを楽しんでいるように見える。もちろん必死に。ひかれたレールではなく自分の足で。
フィットネスでも意地を見せ度々上位に顔を出す。あとはとにかく早急な下半身の強化とタックル。そしてラグビーにはまり、24時間を使い、考え、理解すること。なかなかここまでチャンスを与えられなかったけれど、まだまだ校内での練習やそれ以外の時間が残っている。全身全霊でのアピール期待しているぞ。

さあ隆成。ラストスパートだ。自分の夢。みんなの夢。叶えるまで、最後まで追い続けよう!、力出し切りぶっ倒れるまで走り切ろう!!
[ 2013年10月21日 23:15 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)

真っ直ぐに

10月の遠征等も終わり、少々の怪我人は出たが、順調にここまで来ている。

ここから大事なのはもちろん大きな怪我を出さないことだが、それ以上に普段の練習をゲームのように。細かな基本練習で何を意識してやるか、皆が理解しながらやること。厳しい場面の雰囲気を作り上げながら冷静にそして激しく、なおかつ明るく。
本番でも、厳しい局面こそ笑顔で色々な話をしながら、結局は「練習通り」と言えるような状態を作りたい。全国で自分たちより同等もしくは格上の相手に勝ちきるために必要なのは、日々いい練習を積み重ねるしかない。

そのための底上げはできてきた。意識も上がってきた。これまでにないくらい自主的にウエイトや体つくりを行うものも増えてきた。きつい練習でもよく声が出ている。学年問わず「さあやろうぜ」と前向きさが出ている。1年生はまだ物足りないけど仕方がない。これからは未知の世界に突入していくのだから。

だけど部員41人全員で勝ちに行くには、誰一人ひくことも欠けることもなく、同じ意識で戦う準備をしたい。その最終段階にきた。まずは来週からの中間テスト。ラグビーと同じで個人の必死の頑張りと全員で乗り越えようとする雰囲気。今日は全体練習はできないが暴風雨の中学校に出てきてみんなで勉強会。合間にトレーニング。最大の難関を乗り越え二つの遠征、合同練習ののち予選が始まる。
いいスタートはいい準備から。それは普段の積み重ね。

1年生は大会どころではなく、日々の授業や課題に苦しみ、テストに失敗しながら半年が過ぎた。どの代でも同じ光景は見られる。今の3年生なんか特にそうだ。「史上最低」そう言われてきた平成23入学組。当初は12人いたが今では10人。少ないながらもがき苦しみようやくここまで来た。
体も大きく強くなって、それぞれが様々な困難を乗り越えて。もちろんあと一踏ん張り二踏ん張りしてもらいたい。
今までもずっとそうだったけれど、今年の3年生には特に勝たせたい。全国でチャレンジさせたい。ぼろくそに言われてきた俺たちだってやればできるんだ。そう自信を持って高鍋ラグビーをやりきって欲しい。今こそ何くそ魂の見せ所だ。
そんな3年生健人組の選手紹介を遅くなったけど始めます。
滉史郎

重信 滉史郎(しげのぶ こうしろう)PR 175cm 85kg 檍中

これまでずっと続いてきて、今でも各学年にいる檍中のトップ。
入学前に当時の中学の顧問のN反田先生が「こいつは何も考えてないし、不器用だけど、真っ直ぐだし何よりラグビーがとにかく好きなんでよろしくお願いします」と言っていたのを思い出す。
確かに1年次は、グランドでは生き生きと走り回っていたが、校内では不用意な発言や行動があり、学習面でも努力不足。一時は大好きなラグビーさえもできなくなるほどだった。

1年次の花園では皆と一緒に出発できず、応援組と一緒にフェリーに揺られながらやってきて、初戦の直前によれよれのウォ-マ-を着て真っ直ぐでも申し訳なさそうな目で「今着きました」と現れた姿今でも目に焼き付いている。
あの時は本人も保護者もつらかっただろう。僕も苦渋の決断だった。その後の滉史郎のことを考えれば、今後のためには絶対必要だと思った。ラグビー好きの滉史郎らしくそこでへこたれることなく、その後何とか持ちこたえ思い切りグランドを駆け回れるようになった。

最近の中学生は、高鍋高校に行くと勉強が大変でラグビーできないという噂があるらしい。
こんなエピソードを聞くとなおさらだろうが、ラグビーだけでは飯は食えないし、ラグビーさせてもらってる保護者に対する最低限の義務がある。苦手な勉強に地道にコツコツと取り組むことは、必ずラグビーでも生きてくる。

これから進路を決めようとする中学生たち。自分から言うのも変だけど、高鍋高校での3年間を選んでくれれば、必ず後悔しないし将来絶対に役に立つ。卒業生たちがみんな言っているんだから間違いない。そして最低限の努力をすればラグビーもお腹いっぱいできるのも間違いない。

滉史郎のあまり深く考えない部分は3年経っても変わらない。しかし、中学時センターだった彼は60kgそこそこでFWにコンバートされ、1年終わりの新チーム発足時は70kgで1番PRを任せられた。
食トレではもがき苦しみ、同じように苦しみながら25kgの増量に成功した、一つ上のHO(大阪在住)に御指導されながら、昨年の花園時は78kgに。

そのうち、合宿の度に設定される目標も難なくクリアするようになり、木之下体重管理人をも唸らせ、ようやくPRらしい体型になってきた。といっても全国は100kg級ばかり。

でも滉史郎にはそれに対抗する武器がある。それは走力と低いスクラム。どんなとこでもサポートに行きボールに絡む。きついフィットネス練習中もよく走りよく声を出す。そしてずっと押され潰されてきた小さいPRが、今では相手に嫌がられる低く出しっかりしたスクラムを組むルーズヘッドプロップに成長した。

お父さんがずっと「先生なぜあの子はプロップなんですか?」と聞いてきていた。その度に「あの子にはあってるんです。今に見ていてください」と返していた。正直確信はなかったが、とにかくラグビー好きで真っ直ぐな滉史郎ならばいつかものになると直感はあった。
PRというポジションの奥深さは、特にスクラムに関してははっきりいって自分自身も理解し切れていない。だからこそ苦しみ抜いてそのコツを自分でつかみだした時には、任せられる信頼感が生まれる。それまでの道のりは長く辛いけど。

今の滉史郎にはスクラムに関しては全幅の信頼を置く。フィールドプレーでも随分頼りになるようになった。相変わらずキックオフキャッチは危なっかしいけど、どんな時でも涼しい顔している。そりゃ勉強ができて成績がいいに越したことはないけど、ラグビーには時として良い意味で馬鹿になれることは必要なんだなとつくづく思う。

あとはここぞというときのタックル。強くなった体と低い姿勢を武器に、体を張り、相手を浴びせ倒すタックルを身につけて欲しい。それができれば大好きなラグビーを大好きな仲間とまだまだ続けていけるはずだ。

さあ予選の組合せも決まった。辛く歯がゆかったあの頃を思い出し、迷惑をかけ、どんなときも支えてくれた家族のためにも、県NO1の1番がチームを引っ張り、「史上最高」のチームになろう!!

そんな滉史郎も4月からは大学進学予定。しかし心配なのは漢字に弱いこと。いつもラグビーノートの反省文には誤字が目立つ。低いスクラムは底いスクラム。判断は反団。孤立は個立。最初は見逃していたけれど、このままではいけないと赤ペンで添削しだしたら、真っ赤になってしまった。そう言えば中学の先輩に数名いたな。同じようなのが。
[ 2013年10月06日 08:27 ] カテゴリ:選手紹介 | TB(0) | CM(3)

練習試VS延岡工業

先週末、小丸河畔運動公園で延岡工業高校との練習試合をしました。
県内チームとの練習試合は、久しぶりでした。

高鍋A-延岡工業A 前後半(30分ハーフ)
高鍋B-延岡工業B 片面(20分ハーフ)

お互いしっかり闘えた良い試合でした。

午後は、雨も降りだしましたが、合同でユニットをみっちり出来ました。

VS延岡工業1
                      タックルを振り切ってのキャプテン

VS延岡工業2
                            FWラインアウト

VS延岡工業3
練習終了後、延岡工業の檜室監督からお言葉を頂戴いたしました。

来週は、中間テスト。
テスト明けの週末10月12日(土)~14日(月)は、予選前最終合宿の久住スポーツセンター。
参加予定チームは、大分雄城台高校、熊本工業高校、岡山関西高校、長崎北高校、長崎海星高校、そして高鍋高校です。
[ 2013年10月03日 22:01 ] カテゴリ:練習試合 | TB(0) | CM(0)
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