県高校新人戦
平成31年1月20日(日)に始まった県高校新人ラグビー大会。
各チームフレッシュな顔ぶれで勝利を目指して必死に戦う姿は、清々しく見ている人に感動を与えてくれます。
15人制は1月27日までに準決勝を終え、本日決勝が行われます。
シード校である高鍋高校は、1月27日の準決勝から登場し、日向高校と対戦しました。
試合結果は、
高鍋高校 日向高校
前半 35-0
後半 52-0
合計 87-0
で勝利し、本日の決勝戦に駒を進めました。
前年度からのレギュラーは3人とフレッシュなメンバーで挑んだ準決勝、13トライを挙げ勝利しました。
亮組最初の試合は、序盤公式戦初出場のメンバーも多くミスが何度か起こりましたが、必死のディフェンスで
ピンチをしのぎました。
アタックでは、高鍋伝統のFWBK一体となりグラウンドを大きく使い得点を重ねました。




本日、2月3日(日)13:00から川南町陸上競技場において決勝戦が行われます。
対戦相手は、延岡星雲高校です。
本日も、全てを出し切り必死に戦いますので、応援よろしくお願いいたします。
各チームフレッシュな顔ぶれで勝利を目指して必死に戦う姿は、清々しく見ている人に感動を与えてくれます。
15人制は1月27日までに準決勝を終え、本日決勝が行われます。
シード校である高鍋高校は、1月27日の準決勝から登場し、日向高校と対戦しました。
試合結果は、
高鍋高校 日向高校
前半 35-0
後半 52-0
合計 87-0
で勝利し、本日の決勝戦に駒を進めました。
前年度からのレギュラーは3人とフレッシュなメンバーで挑んだ準決勝、13トライを挙げ勝利しました。
亮組最初の試合は、序盤公式戦初出場のメンバーも多くミスが何度か起こりましたが、必死のディフェンスで
ピンチをしのぎました。
アタックでは、高鍋伝統のFWBK一体となりグラウンドを大きく使い得点を重ねました。




本日、2月3日(日)13:00から川南町陸上競技場において決勝戦が行われます。
対戦相手は、延岡星雲高校です。
本日も、全てを出し切り必死に戦いますので、応援よろしくお願いいたします。
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2019初蹴り
2019 新年あけましたおめでとうございます。
新年あけましたおめでとうございます。
旧年中は、高鍋高校ラグビー部に対する多大な、ご支援ご声援ありがとうございました。
本年も、チーム一丸となり頑張りますので、引き続き温かいご声援よろしくお願いいたします。
さて、先ずは昨年の花園を振り返ります。
12月28日高鍋高校ラグビー部の初戦は花園第2グラウンドで12:40キックオフ、静岡聖光学院高校との対戦でした。
アップまでの流れも良く、順調に試合前アップに入りました。
アップでも気迫あふれ、気合十分で試合に臨みました。


試合開始早々相手の勢いに押されミスがいくつかありましたが、前半5分相手陣まで攻め込んだところで、相手オフサイドの反則により13がPGを狙います。
少しあたりが悪いようでしたが、しっかりと決め 3-0
その後も、相手陣での攻撃が続きます。
両チームともミスはあるもののそれぞれの持ち味を出しながらの試合展開。
前半15分敵陣でのラインアウトから右に展開、高鍋がFWを使って縦に突進した後、相手ハンドの反則が敵陣ゴール前22m正面で起こり高鍋ボールPG。
正面のキックを見事成功し、6-0
そのまま試合は進んでいましたが、今度は高鍋高校反則により自陣22m付近までキックで戻されますがボールはタッチを割らずプレーが続き、高鍋がボールの処置をミスした時のこぼれたボールに相手がセービング、その時キャプテン7が負傷してしまいました。
そのままプレーは続き、ゴール前22mからモールを組まれゴール前まで攻められます。その後のラックで高鍋反則、アドバンテージが出されたまま、バックスに展開されトライを許しました。
ゴールは不成功で 6-5
前半も残り時間2分となったころ、高鍋高校ボールも敵陣22mスクラムからFWで近場を攻め、バックスに出したボールをセンター13が相手を3人以上かわし右隅に飛び込んでトライ。ゴール不成功で 11-5で前半を折り返しました。




後半9分、自陣ゴール前20mスクラムから靜岡聖光がバックスに展開、CTBが縦につきゴール前まで攻め込まれます。
ゴールライン前でできたラックから相手FWがインゴールに飛び込みトライ ゴール成功 11-12と逆転されました。
後半17分、自陣22m中央付近でできたラックから相手がモールを形成、そのモールを高鍋が止めようとしますが、クルクル回るモールでゴール10m付近まで持って行かれました。
どうにか、モールを止めましたが、再度できたラックからモールを形成し、同じくクルクル回るモール。
左サイドインゴール前まで持っていかれるもどうにか止めました。そのまま出来たラックの攻防で、必死に止めようとしますが18分、相手がインゴールにねじ込んでトライ ゴース不成功 11-17
この時点では、ワントライワンゴールで逆転できる点数差です。
そして後半21分、敵陣10m左サイドギリギリでできたラックから、高鍋が右に展開。
練習してきた形で、FWを2回縦に入れ、そこでできたラックからスクラムハーフ9が素早く右に持ち出しBKに展開、ウィング14が大きくゲインし敵陣22m右サイドいっぱいまで持ち込みラック、そこからラックサイドに走り込むフランカー6にスクラムハーフ9が素早く球出し、相手の隙間をつき22m走りインゴールに飛び込みトライ。その後のコンバージョンは外れ16-17としました。
残り7分で1点差まで詰め寄ります。
相手キックオフから試合再開。
相手の激しいディフェンスに高鍋陣内での試合が続きました。
どうにかマイボールをキープしていましたが、自陣22m左中間で相手の隙をついて裏に出ようとしましたがタックルを受けボールを奪われてしまいました。
相手ボールになったあと、ゴール前10m左中間でできたラックから再びクルクル回るモール。
そのモールでインゴールまで持って行かれましたが、どうにかトライセーブし、ゴール前5m中央スクラムとなりました。
そのスクラムを高鍋が押し込みますが、相手NO8がサイド攻撃、必死のディフェンスでゲインさせません。
しかし相手ボールラックからまたしてもクルクルモール。
必死に止めるもクルクル回りながら右中間にトライされてしまいました。
これで16-22。相手も緊張していたのかイージーな位置でのコンバージョンを外しました。
そして残り1分、高鍋ボールキックオフで試合再開のキックが10mを超えずハーフライン中央相手ボールスクラムになります。
そこから相手攻撃に対して必死にディフェンスからターンオーバーを狙いますが、無情にも時間がきました。
ラックから出したボールをスクラムハーフがタッチに蹴り出しノーサイド。
激闘の末、総介組が花園1回戦で負けてしまいました。
最後まで、必死に仲間と共に闘う高鍋高校ラグビー部総介組の姿は、立派なものでした。
花園での皆様の熱い応援ありがとうございました。
皆様のおかげで、総介組がここまで立派な試合をすることができました。
皆様の応援にこころより感謝致します。
本当に、ありがとうございました。
これからも高鍋高校ラグビー部をよろしくお願いいたします。

敗戦の翌日、高鍋高校新体制が決まりました。
新キャプテンは、細元 亮
FWリーダー、齋藤 瑠海奈
BKリーダー、白栄 拓也
1年学年リーダーFW 粟田 駿也 BK 田中 翔
です。
早速ですが、本日1月2日(水)09:00頃から高鍋高校ラグビー部の「初蹴り」を行います。
新チームとOBとの試合を計画していますので、帰省されている方は、ふるって参加してください。
また、試合にでないOBの方も現役選手に激励の言葉をかけていただけるとありがたいと思いますのでグラウンドにお越し下さい。
お越しの際には、気軽にスタッフに声をかけてください。
よろしくお願いいたします。
高鍋高校ラグビー部「初蹴り」
平成31年1月2日(水) 09:00~
小丸川運動公園多目的広場(鴫野グラウンド)
内容:新チームvsOB他
お待ちしております。
旧年中は、高鍋高校ラグビー部に対する多大な、ご支援ご声援ありがとうございました。
本年も、チーム一丸となり頑張りますので、引き続き温かいご声援よろしくお願いいたします。
さて、先ずは昨年の花園を振り返ります。
12月28日高鍋高校ラグビー部の初戦は花園第2グラウンドで12:40キックオフ、静岡聖光学院高校との対戦でした。
アップまでの流れも良く、順調に試合前アップに入りました。
アップでも気迫あふれ、気合十分で試合に臨みました。


試合開始早々相手の勢いに押されミスがいくつかありましたが、前半5分相手陣まで攻め込んだところで、相手オフサイドの反則により13がPGを狙います。
少しあたりが悪いようでしたが、しっかりと決め 3-0
その後も、相手陣での攻撃が続きます。
両チームともミスはあるもののそれぞれの持ち味を出しながらの試合展開。
前半15分敵陣でのラインアウトから右に展開、高鍋がFWを使って縦に突進した後、相手ハンドの反則が敵陣ゴール前22m正面で起こり高鍋ボールPG。
正面のキックを見事成功し、6-0
そのまま試合は進んでいましたが、今度は高鍋高校反則により自陣22m付近までキックで戻されますがボールはタッチを割らずプレーが続き、高鍋がボールの処置をミスした時のこぼれたボールに相手がセービング、その時キャプテン7が負傷してしまいました。
そのままプレーは続き、ゴール前22mからモールを組まれゴール前まで攻められます。その後のラックで高鍋反則、アドバンテージが出されたまま、バックスに展開されトライを許しました。
ゴールは不成功で 6-5
前半も残り時間2分となったころ、高鍋高校ボールも敵陣22mスクラムからFWで近場を攻め、バックスに出したボールをセンター13が相手を3人以上かわし右隅に飛び込んでトライ。ゴール不成功で 11-5で前半を折り返しました。




後半9分、自陣ゴール前20mスクラムから靜岡聖光がバックスに展開、CTBが縦につきゴール前まで攻め込まれます。
ゴールライン前でできたラックから相手FWがインゴールに飛び込みトライ ゴール成功 11-12と逆転されました。
後半17分、自陣22m中央付近でできたラックから相手がモールを形成、そのモールを高鍋が止めようとしますが、クルクル回るモールでゴール10m付近まで持って行かれました。
どうにか、モールを止めましたが、再度できたラックからモールを形成し、同じくクルクル回るモール。
左サイドインゴール前まで持っていかれるもどうにか止めました。そのまま出来たラックの攻防で、必死に止めようとしますが18分、相手がインゴールにねじ込んでトライ ゴース不成功 11-17
この時点では、ワントライワンゴールで逆転できる点数差です。
そして後半21分、敵陣10m左サイドギリギリでできたラックから、高鍋が右に展開。
練習してきた形で、FWを2回縦に入れ、そこでできたラックからスクラムハーフ9が素早く右に持ち出しBKに展開、ウィング14が大きくゲインし敵陣22m右サイドいっぱいまで持ち込みラック、そこからラックサイドに走り込むフランカー6にスクラムハーフ9が素早く球出し、相手の隙間をつき22m走りインゴールに飛び込みトライ。その後のコンバージョンは外れ16-17としました。
残り7分で1点差まで詰め寄ります。
相手キックオフから試合再開。
相手の激しいディフェンスに高鍋陣内での試合が続きました。
どうにかマイボールをキープしていましたが、自陣22m左中間で相手の隙をついて裏に出ようとしましたがタックルを受けボールを奪われてしまいました。
相手ボールになったあと、ゴール前10m左中間でできたラックから再びクルクル回るモール。
そのモールでインゴールまで持って行かれましたが、どうにかトライセーブし、ゴール前5m中央スクラムとなりました。
そのスクラムを高鍋が押し込みますが、相手NO8がサイド攻撃、必死のディフェンスでゲインさせません。
しかし相手ボールラックからまたしてもクルクルモール。
必死に止めるもクルクル回りながら右中間にトライされてしまいました。
これで16-22。相手も緊張していたのかイージーな位置でのコンバージョンを外しました。
そして残り1分、高鍋ボールキックオフで試合再開のキックが10mを超えずハーフライン中央相手ボールスクラムになります。
そこから相手攻撃に対して必死にディフェンスからターンオーバーを狙いますが、無情にも時間がきました。
ラックから出したボールをスクラムハーフがタッチに蹴り出しノーサイド。
激闘の末、総介組が花園1回戦で負けてしまいました。
最後まで、必死に仲間と共に闘う高鍋高校ラグビー部総介組の姿は、立派なものでした。
花園での皆様の熱い応援ありがとうございました。
皆様のおかげで、総介組がここまで立派な試合をすることができました。
皆様の応援にこころより感謝致します。
本当に、ありがとうございました。
これからも高鍋高校ラグビー部をよろしくお願いいたします。

敗戦の翌日、高鍋高校新体制が決まりました。
新キャプテンは、細元 亮
FWリーダー、齋藤 瑠海奈
BKリーダー、白栄 拓也
1年学年リーダーFW 粟田 駿也 BK 田中 翔
です。
早速ですが、本日1月2日(水)09:00頃から高鍋高校ラグビー部の「初蹴り」を行います。
新チームとOBとの試合を計画していますので、帰省されている方は、ふるって参加してください。
また、試合にでないOBの方も現役選手に激励の言葉をかけていただけるとありがたいと思いますのでグラウンドにお越し下さい。
お越しの際には、気軽にスタッフに声をかけてください。
よろしくお願いいたします。
高鍋高校ラグビー部「初蹴り」
平成31年1月2日(水) 09:00~
小丸川運動公園多目的広場(鴫野グラウンド)
内容:新チームvsOB他
お待ちしております。
キャプテン、高鍋ラグビーここにあり!

清山 総介(きよやま そうすけ)
キャプテン
ポジション:フランカー
身長:168cm 体重:73kg
出身中学校:天理中学校(奈良県)
高鍋高校ラグビー部3年生の選手紹介は、いよいよ最後になる。
最後は、キャプテン「清山 総介」
総介は、奈良県の天理中学校出身。
祖父が高鍋高校出身であったため、小さい頃から花園で高鍋高校の試合を見に行っていた。
ボールを大きく動かし、小さい体でも大きな相手に立ち向かう姿に魅了され、いつしか高鍋高校を意識し始め、高鍋高校を選んだ。
中学校時代、今まで書いてきた仲間が目指していた全国中学校大会常連である天理中学校で、全国優勝の経験を持つ。
越境入学であるため、3年生唯一の下宿生で寮長も務める。
およそ3年前、総介が入学してきたことで高鍋高校ラグビー部に新しい風が吹いた。
その頃までも、高鍋高校は必死に練習していた。
しかし、天理から来た総介の真剣さ、必死さに驚かされた。
誰から言われることもなく自分自身に厳しく、途中で潰れても良いから、常に全力で!
練習の一つ一つに集中し、決して手を抜かない。
全国で勝つために必要なことは、こういうことなんだと部員みんなを納得させた。
あいつ凄いね!で終わったら、ただのサークルだ。
そこから、高鍋高校ラグビー部も序々に変わっていった。
試合よりも激しく、試合よりも息を上げ主体性を持って練習に取り組むようになってきた。
総介が高鍋高校ラグビー部に来て3年、チームに総介が吹き込んでくれた風がカルチャーとなって浸透している。
総介は入部して1年目の目標を、1年生で花園のピッチに立つこととしていた。
しかし、やはり1年生と2、3年生のコンタクトレベルに苦しんだ。
一時は、マンバー入りを果たすも花園では入れず悔しい思いをした。
それでも、諦めることなく必死に練習に取り組んだ。
2年生になる前からは、フランカーのレギュラーの座を手にした。
チームになくてはならない存在となり、頼れる選手だ。
アタックでもディフェンスでも、類い稀な才能を持つ。
空いたスペースを瞬時に見つけ、トップスピードでそこに走り込む。
普通の選手では見つけることのできない小さな隙を一瞬で見つけ、一瞬で走り込み抜ける。
ディフェンスでは、抜け出る相手を予想し止めるし、ボールをもらう相手が、前に出る間もないくらい一瞬のスピードで突き刺さり、仰向けに倒しいつの間にか相手を越えていく。
総介のプレーに仲間も
口数が多い方ではない総介は、プレーでチームを引っ張る。
たまに発する短い言葉には重みがあり、チームの雰囲気が締まる。
総介は、高鍋高校ラグビー部に新しい風を吹き込み、今までの歴史に新しいカルチャーを加え、一皮剥けた高鍋高校ラグビー部を作り上げた。
今の高鍋高校ラグビー部になくてはならない存在になっている。
総介、いよいよ今日が花園初戦だ!
今まで、本当に良くチームをまとめてくれた。
高鍋高校に総介が来てくれたおかげでチームがここまで成長できた。
総介のラグビーに取り組む姿勢を見て、仲間が感化され良いチームになったな。
癖の強い選手ばかりだけど、まとまると思いもよらない化学反応を起こし、凄いチームに変化する。
キャプテンとしての重圧に耐えながら、チームをまとめ自分自身も成長し、ここまでやって来た。
後は、総介組の目標に向かって、自分を信じ、仲間を信じて、全力で闘おう!
今までやってきたことを信じて、大好きな仲間と共にラグビーを楽しむぞ!
遠く離れていても、総介の事をいつも心配し見守ってくれたお母さんと、時間を見つけては遠くまで駆けつけて応援してくれたラグビー大好きなお父さんに、総介が仲間と共に楽しむラグビーを見せてあげよう。
その姿を見るだけで両親は、この3年間の寂しさが吹き飛ぶと思うよ!
総介組物語、いよいよ今日から本編突入!
エンディングはまだまだ先だ!
総介率いるこのチームで、花園ラグビー場に高鍋旋風を巻き起こせ!
総介、準備はいいか?
後はお前に任せたぞ!実践あるのみ。
総介、高鍋高校ラグビー部をよろしく頼む。
総介組、いざ出陣!!

実践 実践 また実践
練習 練習 また練習
やって やって やりとおす
俺がやらねば 誰がやる
今をおいていつできる
やってやれないことはない
やらずにできるわけはない
やって やってやりとおす

高鍋高校にラグビーを持ってきたのも70年前の天理からの転校生と聞いたことがある。これも何かの縁なのかな。
少し大雑把でバスの中で人数を数えてくれた時に、最初は「1、2、・・・」としっかり数えているが、最後の方は数えるという行為はせず、マネージャーに「よし!」と言ってくる。そしてその5秒後くらいに2~3人部員がやって来る。
また、マネージャーが練習メニューを聞くと、3回に1回は「あっ、なんだっけ?」と考え始める。でも、しっかり思い出してくれる。
チームをしっかりまとめる一方で、こんな総介がいることで、みんなが和む。
本日の試合
第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会2日目
高鍋高校 VS 靜岡聖光学院高校
12:40キックオフ
第2グラウンド
応援よろしくお願いいたします。
バイスキャプテン、楽しめば好調!

木之下 泰亮(きのした たいすけ)
バイスキャプテン
ポジション:センター
身長:169 cm 体重:76 kg
出身中学校:高鍋西中学校
泰亮はラグビーを、幼稚園年長の時に静岡県のヤマハラグビースクールで始めた。
その後、小学2年生で高鍋に引っ越してきて高鍋ラグビースクールに入った。
中学校ではラグビー部に所属し、全国中学校大会出場のかかった最後の試合で熊本県のチームに負けて全国大会を逃した。
その後、選抜大会にも宮崎県代表選手として出場したが、全国大会出場決定戦でまたしても熊本県に負けて、全国大会を逃した。
悔しくて、早く高校に行ってラグビーがしたかった。
必ず全国大会に行くのだと心に決めて高鍋高校に入学し、ラグビー部に入った。
その時の高鍋高校ラグビー部のキャプテンは兄であった。
泰亮は、中学校のラグビーを引退し、11月に後輩の指導のため練習に参加した時に足首を骨折してしまった。
高校に入学してすぐの頃は、まだ完治していなかったので、全てのメニューを同級生と共にすることができず、少し焦りがあった。
完治したあとは、フルで練習に参加できるようになった。
完治して練習に参加すると、ラグビーができることは嬉しかったが、中学校と高校の激しさの違いに戸惑った。
コンタクトプレーは入部したての1年生と2、3年生とでは、差が歴然としていた。
それでも中学生時代の悔しさがあったので、早くレギュラーの座を手にしたかったし、ダメでもメンバー入りを目指して努力した。
しかし、秋に怪我人の影響で1度のみAチームに入れたが、結局最終的にメンバー入りの夢は叶わなかった。
悔しかったが、現実は厳しいものだった。
新チームになると、Aチームで試合に出ることが多くなり、レギュラーの座を手にした。
そして昨年も花園のグラウンドに立っているが、初戦敗退と悔しい思いをしている。
総介組になるとバイスキャプテンになった。
3年生になるとプレーも安定してきた。
アタックでは、空いたスペースへのスピードある突進をして激しいコンタクトができるし、細かいステップでなかなか捕まらず、相手を抜きトライまで持っていける。
また、外が余っている時に判断よくパスもできるし、裏のスペースへの有効なキックが蹴れる。
ディフェンスでは、素早く飛び出しハードタックルする。
泰亮の調子が良い時には、プレーに余裕があるのか笑顔がよく見られるが。
良くない時には顔の表情も硬い。
泰亮の表情は、チームの士気にも影響しているような気がする。
いつも上手くいくことばかりではない。
どちらかというと、上手くいかないことのほうが多いかもしれない。
それに、一喜一憂していては調子も上がらないし、雰囲気も良くならない。
逆に、開き直り切り替えてプレーすれば、良いのにと思うことがある。
さあ、決戦の時が来た。
昨年は悔しい思いをしている。
いや、今まで大事な所で悔しい思いをしてきた。
中学生の時に、二つの全国大会に行けなかった。
その悔しさもあって手に入れた全国大会。
後は、大好きな仲間と、総介組の目標に向かって共に夢舞台を楽しむだけだよ!
今までやってきたことは、しっかり身についている。
自信を持って楽しもう!
コーチをしている父と、ラグビーをしたことがないのに厳しくアドバイスをしてくれる母は、泰亮が仲間とラグビーを楽しむ姿を楽しみにしているよ!
さあ、明日が決戦だ!
明日は、バイスキャプテンとしてキャプテンをサポートし、仲間をまとめよう。
やればできる。なんでもできる。できないことはなにもない。
そう信じて、仲間と共に楽しんでこい!
楽しみにしているよ!
泰亮は、マネージャーが大変そうにしていると、サラッと手伝ってあげるらしい。
そんな泰亮のことだから、たぶん家でもしっかり手伝っているんだろうな。

第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会が開幕しました。
リニューアルした花園第1グラウンドで行われた開会式。
高鍋高校ラグビー部は、堂々と清々しく行進しました。
みんな楽しそうでした。


いよいよ明日、花園第2グラウンドで、静岡県代表の聖光学院高校と12:40キックオフで対戦します。
初戦から高鍋高校らしいラグビーで頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
FWリーダー、小さい身体で大きな意志!
若林 裕也(わかばやし ゆうや)
FWリーダー
ポジション:ナンバー8
身長:166 cm 体重:72 kg
出身中学校:高鍋西中学校
裕也は、小さい頃から高鍋ラグビースクール。
中学校は校区の中学校にラグビー部がなかったため、隣町の高鍋西中学校に入学しラグビーを続けた。
片道10kmを自転車で通った。
この自転車通学か裕也の足腰を鍛えた。
高鍋ラグビースクールではスタンドオフとして、FWから球が出されると裕也にボールを集めると、足が速くポテンシャルの高さで一人で抜いてしまうことが多かった。
中学校に入っても足が速くウインクとして活躍した。
しかし、中学生最後の試合、全国大会が決まる試合で負けてしまい、悔しい思いをした。
その仲間と共に高鍋高校に入学しラグビー部に入部した。
裕也の父は高鍋高校ラグビー部OBであり3代前の高鍋高校ラグビー部監督でもある。
裕也は父の影響を受け、小さい時から高鍋高校でラグビーすることを決めていた。
高鍋高校ラグビー部に入部して最初はバックスのままでと考えていたようだが、FWに転向した。
FWに転向したが周りは裕也よりも身体が大きい先輩ばかり、コンタクトレベルの違いに戸惑った。
また、スピードのあるランは持ち味だが、持久力がなかった。
コンタクトの練習では大きい選手に揉まれた。
結局、裕也は3年生になるまでAチームでの出場は少なかった。
それでも、昨年までの裕也は、練習中の顔に殺気があり、上を虎視眈々と狙っていた。
アタックディフェンスでも、手を抜かず激しく身体をぶつけた、飛ばされても飛ばされても諦めず。
激しいプレーの後はよく、鼻血も出してたな。
あまりにも鼻血を出しすぎて、自力で鼻血を止める能力を手にいれたとか。
凄いな!
だが、こんなに必死に頑張っても昨年は花園のグラウンドに立つことはできず、悔しい思いをした。
新チームになると、FWリーダーになり、NO8のレギュラーの座を手にした。
身体は小さいがスクラム最後尾でFWをまとめ、ボールを持って果敢に攻め込む。
ラインアウトではジャンパーも務める。
ディフェンスでは真っ先に飛び出し大きい相手にも躊躇なく突き刺さる。
そして、キックもできる。
花園出場チーム最小NO8であるがポテンシャルは高い。
これも、試合に出ることができなかった間もずっと先を見据えて、しっかり強化してきた賜物だと思う。
仲間からの信頼も厚く、頼りになる選手だ!
裕也よ、身体は小さいが、誰にも負けない心と技術がある!
今までで諦めず、先を見据えてトレーニングし続けた意志の強さはプレーに出ている。
チームのために身体を張り、チームのために声を出す。
FWをまとめ勝利へと導く姿は頼りになる!
厳しくも親身になってアドバイスしてくれたお父さんと、厳しそうなことをいうけど本当に優しいお母さんに感謝の気持ちをプレーで伝えよう!
いよいよ明日が初戦だ。
裕也FWを任せたぞ!
一生坊主を貫くと宣言している裕也、坊主のため毎年4月になると、野球部の新入生に挨拶されるそうだ。
もうひとつ裕也はこだわりがあるらしい。
どうでも良いことだがコーヒーは無糖。
微糖は許せないらしい。
BKリーダー、果敢に!

瀬尾 叡史(せお さとし)
BKリーダー
ポジション:スタンドオフ
身長:164cm 体重:70.5kg
出身中学校:狭間中学校(大分)
叡史は、小さい頃は宮崎ラグビースクールでラグビーをしていたが、父の仕事の都合で大分に移っていた。中学校時代は大分ラグビースクールでラグビーをしていたが、高鍋高校を進路先に選んでくれた。
高鍋高校に入学した頃は、親元を離れ下宿生だった。
しかし、2年生になる頃に、お母さんが叡史の面倒を見るために、宮崎に来てくれた。それ以降は、下宿を出て、お母さんと二人暮らしをしている。
その頃からか、身体が大きくなり始めた。
大分ラグビースクールではスクラムハーフ。
高校に入っても、スクラムハーフを希望したが、1年生大会に出場するとき、スタンドオフのポジションが空いていたのと、スクラムハーフが2人いたのとで、スタンドオフに指名された。
1年生大会でほとんどプレーしたことのないスタンドオフをしっかり務めチームを優勝に導いた。
新チームになるとスクラムハーフに戻れるかも?と思っていたが、キャプテンでスタンドオフをしていた1年先輩が、スクラムハーフになった。
同じくチーム事情でスタンドオフに残った。
しかし、この頃になるとスタンドオフは叡史が適任でほかに考えられないようになっていた。
そのまま昨年もスタンドオフのレギュラーとして花園の舞台に立っている。
そして、総介組になった今年もしっかりスタンドオフでレギュラーの座をキープしている。
叡史のプレーは、スタンドオフでありながらスクラムハーフもできる。
よく声を出し、よく動く。
ゲインラインに近いところで捌けて、早くて長いパスもできる。
ディフェンスでは、果敢にタックルに行けるし、もし飛ばされそうになっても必死に足を掴んで放さない。
そして、意外にキックパスがうまい。
特に指示の声は大きくて的確で、しっかりとチャンスをものにするし、ピンチを救ってくれる。
BKリーダーとしてBKもまとめ、チームを県予選優勝に導き、花園でもチームのために大声を張り上げてくれると思う。
叡史、いよいよ明日花園開幕だ!
小さい身体でよく頑張ってきた。
小さいスタンドオフは結構狙われるけど、筋力もなく、今より細かったときでも、相手に負けることなく逃げずに果敢にタックルしていた。
そんな姿にチームの士気も高まっていた。
そして相手に隙があると、積極的に仕掛けてチームにチャンスを与えてくれたね!
今では、叡史がいないと高鍋ラグビーは成り立たない。
聖地花園で、叡史のグラウンド全体に響き渡る支持の声や果敢なタックルで、チームに勝利をもたらしてくれ。
叡史のことを考えて、大分から宮崎に越してきてくれたお母さんや、いつでも遠くから叡史の活躍を見に来てくれたお父さんに、感謝の気持を表そう!
そして最高の仲間と共に、最高の花園にしようじゃないか!
叡史、頼んだぞ!
叡史は、ポケモンのコラッタに似て体格が小さくてすばしっこいが、集合には毎回時間ギリギリにやってきて、その度寝ぐせがスゴイらしい。
また、合唱コンクールでは、自信を持って大きな声で歌っているが、音は少し・・・
でも、ラグビーでの大きな声は的確なことを言っている。

7月21日から7月23日の間、長野県菅平で行われた全国7人制大会、アシックスカップに5年連続で出場しました。
高鍋高校は予選プールJで日本航空石川高校、秋田中央高校と対戦し1勝1敗の2位でプレートトーナメントへ。
プレートトーナメント1回戦長崎北陽台高校、9位決定戦初戦で大津緑洋用高校、國學院久我山高校と対戦しました。
予選プールJ
高鍋高校 日本航空石川高校
前半 21 - 14
後半 21 - 5
合計 42 - 19(WIN)
高鍋高校 秋田中央高校
前半 17 - 10
後半 0 - 12
合計 17 - 22(LOS)
高鍋高校 長崎北陽台高校
前半 0 - 21
後半 7 - 12
合計 7 - 33(LOS)
高鍋高校 大津緑洋高校
前半 26 - 0
後半 14 - 17
合計 40 - 17(WIN)
高鍋高校 國學院久我山高校
前半 10 - 7
後半 0 - 7
合計 10 - 14(LOS)
元気リーダーはムードメーカー!

黒木 龍之介(くろぎ りゅうのすけ)
元気リーダー
ポジション:ウイング
身長:168cm 体重:80kg
出身中学校:都農中学校
それでは、総介組リーダー陣の紹介に入ります。
先ずは、龍之介。
龍之介は、都農中学校野球部出身。
ここ何年かは都農町出身者がいなかったが、龍之介が入部してから3年連続で都農中学校から入部してきている。
ここ10年で都農中学校出身は4人入部しておりポテンシャルが高く、高校からラグビーを始めてレギュラーの座を手にしている。
まだ入学前に、都農中学校に野球部で足の速い野球部員がいるということで、噂を聞いていた。
高鍋高校ラグビー部の話をしたところ興味を持ち、高鍋高校に入学しラグビー部に入部した。
入部したてのころは、ラグビーというものがどんなものかわからず、ただ必死に練習していた。
ただ、ボールを持つと持ち前のスピードを生かして真っ直ぐ走った。
サポートしている者から声がかかりパスするも横だか前だかわからずにボールを放っていた。
ミスが起こったときの顔は、寂しそうな、何故ミスが起こったかわからないような顔をする。
軽く冗談を言うと少し顔がほぐれる。
パスができないときは何かにぶつかって止まっていた。
少しずつウエイトトレーニングにも目覚めてきて、必死に取り組んだ。
今ではチーム1、2の筋肉を身にまとい、チーム内だけでなく、学校の同級生も知るまでになった。
もともと走り方が力強い走りをしていたが、筋力とラグビー経験がついてきてさらにレベルアッブし、捕まってもなかなかなかなか倒れず走り抜ける足腰の強さ、当たり負けをしないフィジカルの強さでの縦突進を得意とするようになった。
相手に容赦なく当たるので、怪我も多い。
特に肉離れが龍之介を苦しめた。
試合や練習でどっぷりで走ると太ももに違和感を感じる。
無理せずしっかり治るまで休んでまた、練習に参加する。
入学して何回あっただろう。
その度に、寂しそうな、自分でも何故こうなるのか意味のわからないような顔になる。
声をかけると、少し顔がほぐれる。
そして、今回も花園に合わせて龍之介が帰って来た。
龍之介の力強いランが見たい!
龍之介のランは、チームに勇気を与えるし、チームが盛り上がる!
それでも龍之介は素直に喜べず、何が起こったかわからないような顔をするが、少しはにかんでいる。
龍之介、とうとう大阪に来た!
ラグビーの聖地花園まですぐそこで、明後日開会式だ!
試合は28日、準備はできてるか?
今までのトレーニングで身体は強くしてきた。
後は、心の準備だけだよ!
ここまで来たら、お前の良さを出しきり、思いっきり楽しんで来い。
龍之介が力強い走りで、相手に捕まっても倒れず、振りほどいて走る姿を見せてくれ!
たくさん両親に心配かけただろう。
言葉はいらないよ、花園のグラウンドで仲間と楽しんでいる姿を見せてあげよう!
それだけで両親は喜んでくれると思う。
龍之介、元気リーダーとして声で、プレーでチームに元気をつけてくれ!
お前しかいない、頼んだぞ!
本当の話かどうかは知らないが本人曰く、
小さい頃からおやつに、いりこやスルメイカを食べていたせいで、アゴが発達してしまったのだとか!
そんな龍之介、マネージャーが掃除をしていると必ず手伝ってくれるらしい。
プレーは荒いが、優しい男だ!
実はこのブログに使う写真を指定してきた龍之介。
使って欲しい順番まで言ってきた。
その順番で、載せてみる。



なんとも言えないな!
頼りにしている七虹姉さん!

井上 七虹(いのうえ ななこ)
マネージャー
出身中学校:久峰中学校
七虹は、久峰中学校時代吹奏楽部に所属し、ホルンを担当していた。
久峰中学校の吹奏楽部は県で金賞を受賞したり、九州大会にも出場していて強かったので、高校も吹奏楽部の強いところに行こうと思っていたようだ。
ところが、高鍋高校ラグビー部のOBであるお父さんが、花園の予選決勝を見に行くというので、ついて行った。
そしてその試合を見ていたら、直感で高鍋高校ラグビー部のマネージャーになると感じたらしく、志望校を変更し、高鍋高校に入学しラグビー部に入部した。
高鍋高校ラグビー部にマネージャーとして入部するのは難しいと思われているが、そんなことはない。
ただ、直ぐに入部届けを受け取らず、1週間程度体験をしてやっていけそうなら入部してもらうことになっている。
七虹は、さすがに直感を感じただけあって、大変なことも承知で正式に入部した。
体験して入部はしたものの、マネージャー業がこんなに大変だとは思ってもいなかった。
ゆっくりする暇などなく、一番早く来て一番遅く帰らないといけない。
やることは山のようにある。
先輩に指導され、少しずつだが仕事にも慣れてきて夏が来た。
いつもは、先輩に頼りながら、後ろ姿を見て行動すればよかったが、1年生大会ではそうはいかなかった。
1年生だけの大会参加で、マネージャーも1年生だけ。
大会前日から、しっかりサポートができて選手が勝てるかどうか不安になり、二夜寝られなかったらしい。
どうにかここを乗り切ると、気持ち的にも余裕ができる。
七虹もようやくマネージャーとしての自信がついた。
今では、スタッフが何かを言うまでもなく、先読みしてサポートし、物事に対してしっかりとした考えを持って行動している。
また、部員に対して普段は優しく接しているが、時には厳しく注意することもあるという。
我々も頼りにしているし、後輩マネージャーも七虹を尊敬している。
反面、口で言っていることと頭で考えていることが違っていることがあって、少し抜けていることがあるらしい。
そんな七虹に後輩も癒されることもあるようだ。
強そうに見える七虹だが、明らかに間違っていることを言われると、裏で泣いていることもあるようだ。
多分、そんなことを言うのは、姑のようなあのコーチだろうな!
許してやってくれると助かるよ。
昨年まで、何かの手違いで大会パンフレットのマネージャーの名前は、「井上 虹子」だった。
そのパンフレットを見た七虹のお母さんが「ななこ、パンフレットの名前、虹子になってるよ!もう、虹子でいいんじゃない!」と言っていた。
お父さんは、県予選準決勝で、七虹が受験で来れなかった時に、七虹の代わりに写真を撮っていてくれた。
その写真、すごく良いショットがたくさんあった。
しっかりしていて楽しいお母さんと、優しいお父さんに七虹もサポートしてもらったね。
感謝しないといけないね!
七虹、いよいよ花園に出発だ。
しっかり準備をしてくれて選手も安心して花園に向かえるよ!
スタッフや選手に挟まれて、辛い思いもたくさんしてきたと思う。
それでも嫌な顔ひとつせず、献身的にサポートしてくれた七虹がいたからここまで来れたんだ。
総介組の目標まで、もう少し一緒に頑張ろう!
大好きな仲間と共に、最高の笑顔になれるよう、七虹よろしく頼んだよ!
七虹は、今日の出来事を後輩マネージャーに毎日話してくれるらしい。
後輩も七虹の話を聞くのを楽しみにしているよ!多分ね。
そう言えば、後輩マネージャーが心配していることがひとつあるらしい。
七虹が、ダイエットすると言いながら、選手と一緒に食トレしていることだって。



県高校総体で優勝し九州大会へ。
初戦の相手は、佐賀工業高校。
九州新人大会でも対戦したが負けてしまっている。
今度こそは、との思いで対戦したが、結果、負けてしまった。
九州高校総体は、1回戦敗退となった。
高鍋高校 佐賀工業高校
前半 14 - 31
後半 5 - 26
合計 19 - 57



大好きな仲間と共に花園へ!

森 竜哉 (もり たつや)
マネージャー
出身中学校:高鍋西中学校
竜哉は、高鍋西中学校でラグビーを始めた。
優しい性格の持ち主で寡黙なタイプ。
始めた頃は身体は太かったが中学校の厳しい練習で鍛えられ絞られてきた。
試合でも練習でもどんなにきつくても、声に出して弱音を吐いたり、不平不満を言うことなく黙々と頑張った。
高鍋西中学校は土日部活動の行き帰りなどでは、自転車通学を認められていない生徒もヘルメットをかぶれば自転車で部活に行くことが許されていたが、どんなにきつくても、遠征の前後で朝早く夜遅くても竜哉は歩いて学校を往復していた。
次第に体力もつき試合にも出るようになってきたし、横に太くならない分、背が伸びてきた。
そして中学校最後の試合、勝てば全国大会が決まる試合に負けて全国大会を逃してしまった。
悔しかったと思う。
もう少し自分自身頑張れば、チームがあと少し普段からまとまっていれば。
しかし、悔やんでももうどうしようもできない、そう思った竜哉は目標を切り替えた。
この悔しさを晴らすために、大好きな仲間ともう一度全国を目指すと。
仲間と笑って抱き合える日を楽しみに、高鍋高校でラグビーをすると進路を決めた。
まずは、仲間と共にその花園という目標を見に行くんだと決めた。
高鍋高校が花園に出場すると県内のラグビーをしている中学生などに応援ツアーを組んで連れて行ってくれる。
このツアーを楽しみにしていた。
ところが、竜哉に不幸が襲う。
中学3年生の秋深まった頃、体調を崩し病院にいった。
その時は、たいしたことないと診断され自宅療養していたが、どうしても良くならないので再度病院を変えて受診したときに、ガンを宣告された。
母親は竜哉に正直に伝えた。
その時竜哉は「みんなと一緒に花園にいけない」と悔しがった。
自分の病気を心配するのではなく、大好きな仲間と花園にいけない事を残念に思った。
竜哉は花園ツアーに行けなかったことから切り替え、仲間と共に、仲間をサポートして自分たちの力で花園に行くと決めた。
中学校を卒業し、高鍋高校に入学し、もちろんラグビー部にマネージャーとして入部した。
入部できたことが嬉しかったし、なにより花園を目指す仲間が増えたことが嬉しかった。
入部したての頃は、練習日はほとんどグラウンドに来て献身的サポートをしていた。
夏の高校総体では、雨の降る中、ビデオ係をかって出て雨の降る中インゴールの後ろからしっかり記録を残してくれた。
6月初旬とは言え雨が降るとまだ寒い中、黙々とビデオを撮ってくれた。
その時の顔は、いや、ラグビーの現場では、大好きな仲間がいたので辛い顔は見せなかった。
夏を過ぎると、竜哉がグラウンドに姿を見せることが少なくなってきた。
花園予選が始まるころになると、ほとんどグラウンドには来れなくなっていた。
そして予選決勝で、勝った高鍋高校は花園出場を決めた!
これで竜哉と一緒に花園に行ける。
部員全員で勝利を喜んでいると、車椅子に乗った竜哉がグラウンドに来てくれていた。
身体は細く、顔色も白かったけど、笑顔で仲間のそばに寄ってきた。
中学校で試合に勝って喜んでいる時の、高校に仲間と共に入学しラグビー部に入部した時の、そのままの笑顔だった。
仲間と共に写真を撮り、楽しいひとときを過ごした。
花園出場が決まり、練習も激しさをましてきた平成28年12月1日、練習後監督のもとに集合してきた部員に悲しい知らせが。
竜哉が亡くなった。
悲しい知らせに、部員は言葉も出なかった。
次の日、部員全員で竜哉の通夜に参列した。
竜哉の写真を見ると、竜哉の事を思うと、涙が出た。悔しかった。
でも、竜哉はいつも切り替えていた。
竜哉を想いみんなの目標が定まった。
竜哉を花園に、自分たちの力で連れて行く!
それからも、いつも仲間のそばに竜哉はいる。
それぞれの心の中に竜哉はいる。
命日にはみんなでお墓参りした。
試合の度にベンチに竜哉の姿がある。
練習するグラウンドが見えるベンチに竜哉がいる。
同級生は写真を身に付け竜哉と共に闘った。
そして、今年、8年連続26回目の花園に行く。
竜哉も3年生になった仲間と共に花園に行く。
竜哉ために!竜哉と共に!
あの頃と変わらない、優しい仲間がいる。
あの頃より、逞しくなった仲間がいる。
あの頃と少し、目標が変わった!「全国で勝つ!ベスト8」に。
竜哉、仲間が花園に連れて行ってくれるよ!
いや、竜哉と共に勝ち取った花園だ!
一緒に行くんだよ!
大好きな仲間と共に花園に行こう。
そして、大好きな仲間が花園のグラウンドで、楽しくラグビーしている姿をベンチから見守ってくれ!
今年は、仲間が高鍋旋風を起こしてくれる!
大好きな仲間と共に総介組最終章!竜哉、一緒に楽しむぞ!



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